Interlinks Managerは、検索エンジン最適化(SEO)の必須プラグインです。WordPressで構築したサイトの内部リンクを可視化できます。適切な内部リンク構造は、ユーザーのサイト閲覧に役立ちます。また、検索エンジンがサイト内をくまなく巡回することをサポートします。

内部リンク確認のための最強プラグイン「Interlinks Manager 」をご紹介します。

佐藤 隆司

この記事は、こんな疑問に答えています
・内部リンクの確認に最適なプラグインは?
・Interlinks Managerの使い方は?
・無料版Interlinks Managerで何ができる?

中村 結衣

この記事はWordPress初心者向けです
・WordPressを利用されている方
・内部リンクを正しく設定したい方
・良質なプラグインを知りたい方

渡辺 修平

この記事を読むのにかかる時間:約 10

SEO対策の内部リンクの重要性

検索エンジン最適化(SEO)では、適切な内部リンクを貼ることがとても大切です。なぜなら、ユーザーと検索エンジンにとって役立つからです。

内部リンクはユーザーを助ける
内部リンクはユーザーを助ける
内部リンクはユーザーを助ける
内部リンクはユーザーを助ける

ユーザーにとっては、内部リンクを辿ることで関連記事を見つけたり、詳しい情報を確認することに役立ちます。さらに詳しい情報が知りたいとき、その情報をすぐに発見することができます。

また、検索エンジンも内部リンクによって、記事の関連性を確認します。内部リンクで繋がっていないページは、検索エンジンが価値のない記事だと判断してしまいます。そこで、WordPressでサイトを運営されている方には、「Interlinks Manager」の導入を強くおすすめします。

WordPressプラグインには、内部リンクの可視化を行うものが数多くあります。これは内部リンクが重要であることの証でしょう。そして、そんな数あるプラグインの中でも、最も使いやすいのが「Interlinks Manager」です。

内部リンク確認プラグイン「Interlinks Manager」
内部リンク確認プラグイン「Interlinks Manager

有効インストール数は1万件程度と少なめです。しかし、更新は定期的に行われていますのでセキュリティ面での心配はありません。そして何より、内部リンク確認にはとても便利なプラグインです。

  • 記事に含まれる内部リンク数
  • リンクジュースの数値化

リンクジュースとは、記事ごとの獲得ポイントのようなものです。ポイントは内部リンクの質や数で評価されます。つまり、内部リンクが多いページからのリンクは高く評価されます。

WordPressプラグイン管理画面から、プラグインの新規追加手順に従えばインストールと有効化が完了します。ただし、有効化を済ませても特に何も起こりません。管理画面サイドバーから「Interlinks」のメニューを見つけてください。

Interlinks Managerのダッシュボードにアクセスすると次のような赤文字のメッセージが表示されます。

There are no data at moment, click on the "Generate Data" button to generate data and statistics about the internal links of your blog.

Interlinks Manager ダッシュボード

メッセージの内容は「データがありません。"Generate Data" のボタンを押してください。」という意味です。画面の右側に「Generate Data」のボタンがありますので、クリックしてください。

しばらく経つと、Interlinks Managerのダッシュボードに情報が表示されます。これで初期の導入作業は完了です。

まず、Interlinks Managerの使い方は、非常にシンプルです。使い方で迷うところは無いでしょう。ただし、ダッシュボードとは別に「Juice」というページがありますので、見逃さないようにしましょう。リンクジュースを表示するページです。

ダッシュボード(Dashboard)

Interlinks Managerのダッシュボードには、最新の投稿から順番に「記事一覧」が表示されます。表示される項目には、記事名(Post)と投稿日時(Date)、投稿タイプ(PT)に加えて、次のような項目があります。

  • CL(記事の文字数) ただし日本語での文字カウントは不正確です。
  • MIL(手動内部リンク) 記事本文に設置された内部リンクの数です。
  • RI(推奨内部リンク数) 文字数から逆算した推奨の内部リンク数です。
  • OF(内部リンク最適化) 十分なリンクがあれば「1」、不十分なら「0」です。

日本語では文字数のカウントが不正確であるため、推奨内部リンク数も参考程度としてください。ただし、MILが5以下であることは、おすすめできません。つまり、各記事には少なくとも5つの内部リンクを貼りましょう。

なお、ダッシュボードの表示内容は、「Generate Data」のボタンをクリックしなければ更新されません。もし、この作業が面倒であれば有料版にアップグレードすることで自動更新が有効になります。

また、このページは、内部からの被リンクが無い孤立したコンテンツの発見にも役立ちます。どこからも内部リンクが貼られていないページを無くすことも、重要なSEO対策です。

ジュース(Juice)

リンクジュースを確認するためのページです。ダッシュボードからはリンクがありませんので、WordPress管理画面のメニューからアクセスします。初めてアクセス時には、「Generate Data」のボタンのクリックが必要です。

ジュース画面の表示項目は、次の通りです。

  • IIL(内部リンクを受けている数) 記事に対して内部リンクが貼られた数です。
  • Juice(Value) リンクジュースの獲得ポイントの値です。
  • Juice (Visual) 上のポイントの値をグラフ化したものです。

リンクジュースのポイントは、決して内部リンクされている数ではありません。どのページからのリンクであるのかによって数値が変わります。つまり、リンクジュースの値が大きいページから内部リンクを受けると、リンクジュースは大きく増加します。

Interlinks Managerは、内部リンク対策では最強のプラグインです。無料でありながら内部リンク数やリンクジュースを簡単にチェックすることができます。

適切な内部リンクの構築は、SEO対策では必ず必要なものです。ユーザーを適切な情報ページへと導きます。また、検索エンジンのボット巡回を手助けします。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

渡辺 修平 (Watanabe Shuhei)
渡辺 修平 (Watanabe Shuhei)コンテンツSEOライター
大学在学時よりライターとしてアルバイトを始め、現在はプロのライターとしてSEOを意識した記事系コンテンツを執筆しています。