構造化データとは
構造化データとは、Webページの内容を検索エンジンが正確に理解できるよう、標準化された語彙とフォーマットで記述したデータのことです。人間がページを読んで「これは商品レビューだ」「これはレシピだ」と理解できることを、機械にも理解させるための仕組みです。
Schema.orgとは
Schema.orgは、Google、Microsoft、Yahoo!、Yandexが共同で策定した構造化データの語彙体系です。数百種類のType(データ型)とProperty(属性)が定義されており、ほぼすべてのWebコンテンツを記述できます。
JSON-LDでの実装例
FAQスキーマ
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "FAQPage",
"mainEntity": [{
"@type": "Question",
"name": "SEOとは何ですか?",
"acceptedAnswer": {
"@type": "Answer",
"text": "SEOとは、検索エンジン最適化のことです。"
}
}]
}
</script>
組織スキーマ
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Organization",
"name": "株式会社サンプル",
"url": "https://example.com",
"logo": "https://example.com/logo.png"
}
</script>
SEOに有効な主な構造化データの種類
リッチリザルトにつながるもの
- FAQ: よくある質問と回答。検索結果にアコーディオン形式で表示
- How-to: 手順の説明。ステップ形式で検索結果に表示
- Review/Rating: 星評価が検索結果に表示される
- Recipe: 調理時間やカロリーなどが表示
- Product: 価格や在庫状況が表示
- Event: イベントの日時や場所が表示
サイトの理解を助けるもの
- Organization: 組織情報
- BreadcrumbList: パンくずリスト
- Article: 記事の著者や公開日
- LocalBusiness: ローカルビジネスの情報
実装のベストプラクティス
ページの内容と一致させる
構造化データは、ページに実際に表示されているコンテンツを記述するものです。ユーザーに見えない情報をマークアップすることはGoogleのガイドライン違反です。
テストを必ず実施する
実装後はGoogleのリッチリザルトテストやSchema Markup Validatorで必ず検証し、エラーや警告がないことを確認してください。
段階的に導入する
まずは組織情報やパンくずリストなど基本的なスキーマから始め、FAQ、商品情報など、サイトに合ったスキーマを段階的に追加していくのが現実的です。